国際チームの創り方

コアネットの嘉村です。
本日、ある私立学校の国際バカロレア教育を主導するリーダーの
先生とお話させていただいた。
多くの感銘を受けた言葉を伺えた。今回はチーム創りの苦心、
実践の中で体得された要諦を1つ、共有させていただく。

これまでも企業や学校組織の変革、リーダーシップ開発、人材育成
に関わる機会が多かった。
いつも思っていたのは、結局は本人の本気を、当事者意識や仲間の
ために進んで汗をかく意識をどうすれば醸成できるのか。
組織のDNAにできるかということ。

今日のお話でも感じたが、学校組織では、更にはネイティヴ教員と
日本人教員の混成チームではその難しさが企業組織などよりはるかに
高いようだ。

しかし、大事なことは同じ。リーダーが一人ひとりのメンバーに
向きあい、意見を受けとめ、心を込めた対話を積み重ねること。
ネイティブ教員には特に、言わなくてもわかるだろう、は通用
しない。今でも日々苦心と努力を継続しているとのこと。

この方は全国レベルの委員会や諮問にも招かれ、講演を務める
ほどの卓越した信念、力量を持つ方である。
自身の実践の乏しさを自覚するとともに、志高く、苦難にあっても
揺るぎなく物事を成し遂げてきた方の真のリーダーシップの
あり方に心を動かされた。

同時に、このような挑戦者の経験や言動を多くの学校の志高き先生方にも
お伝えし、エネルギーにしていただきたいと思った。
良縁をいただいたことに、心から感謝したい。