ビジョンの力
6月ももう半ばです
直射日光に照らされると、もはや夏の暑さですが、
真っ青な空を見上げると、それだけで元気が出ます
さて今回は、ある学校の生徒向け講演会の
聴講の機会をいただき、講師のお話、聞き手の
中学生の皆さんの反応を見ながら感じたことです
ゲスト講師は鈴木寛氏
現在は、東京大学大学院教授、慶應大学教授を
兼任しながら、文部科学大臣補佐官という要職で
活躍されています
2020年から本格化する大学入試改革推進の中心人物
ですから、まさに中学生の誰もが数年後に直面する
関心事ですが、答申の解説部分など難しい内容もあります
その真意を、時折、質問を投げかけ、思考・対話を促しつつ、
生徒でいっぱいのホールを動きまわり、
心を込めて伝えておられました
中学生の皆さんも、刺激を受け、それぞれが
心に残る何かを受け取っていたように思います
私もいくつか持ち帰らせていただきました
例えば、
・お世話になった方に恩返しはできなくても、
後の世代に恩送りできる人になろう
・“板ばさみ”と向き合う力、そこでふんばり
前に出る
・バシバシ積極的に手をあげよう。手を上げないと
何も始まらない(×間違ったらどうしよう…)
そして、「読書しよう。それが1番大事」
「社会が変化する中で、自分はどうするか…」ではなく、
「私が時代を創る」と考える人へ
中学生へのメッセージですが、すべて、大人にも
先生方もにも、そして私自身にも大切なメッセージ
ではないでしょうか
前段で、
「日本の教育は15歳までは世界一。その先は…
高校も、大学も世界一にしたい。
そのために改革に取り組んでいる」
とのお話がありました
改めて、私自身の使命、役割を再認識し、もっと
各校のお役に立たねば…と思いつつ帰路へ
“ビジョンの力”を体感しました
皆さんの学校のビジョンは、一人ひとりの心を
動かしていますか?