学校の“共育力”、生徒の“共育力”

暑い夏休みが終わり、9月に入りました
各校に元気な生徒の声が溢れ、体育祭や文化祭など
一大イベントが続く季節が始まりますね

このような学校のあり方が、今後どう変化していくのか?
21世紀型教育への転換が求める、新しい学校像とは?
考えはじめたことを少しお伝えします

私が最も大事だと思うこと
キーワードは、“共育力”です

まず学校にとっての”共育力”とは何か

教師が教える教育から、生徒の学び場を創造する教育への転換には、
「学校」という器そのものも、変化する必要があるのではでしょうか

私のイメージは、これからの学校=学びのコラボレーションを創る母体
登場人物は、教職員だけでなく、
卒業生、保護者、地域、企業や各種機関など社会全体に拡がる…

これらの登場人物たちを学び場に巻き込み、目利きし、
効果的に組み合わせて“共育力”を持たせるプロデューサーが教師。
このプロデューサーたちが集まり、相互に刺激し合い、協働する場が学校

では、生徒にとっての“共育力”とは何か

個人学習するだけなら、学校はいりません
クラスや学年の学友、上下の先輩後輩との活発な相互作用こそ学校の真価
この相互作用に踏み込む力こそ、生徒の“共育力”です

「これからの学校」の創造は、もう始まっています
でもおそらく、成し遂げた学校はない。なぜなら、
この新しい学校像は永遠に完成しないからです

社会が変化し、求めらる力が変化する限り、
学校の変化も立ち止まることはありません

学校教育も、挑戦者が前に出る時代へ
ワクワクしますね
さぁ、始めましょう!