挑戦する学校

10月に入り、ようやく秋を感じる風が吹いてきました
週末は各校の学校説明会に参加させていただく機会が多いのですが、
変化を感じる学校、感じない学校、二極化が進んでいると感じます

本日は、ある私学の説明会を拝見しながら感じたことをお伝えします

1番心に残ったのは、登場した生徒の皆さんから伝わる躍動感
この躍動感、聴衆に伝わるエネルギーの源は、“挑戦”です
オリンピック選手を見てもわかるように、挑戦者が発する
エネルギーは、人の心を動かします

では、この「挑戦する生徒」はどこからくるのでしょうか?

この学校はSGH指定を受け、従来の教育の延長線上ではない
活動に踏み出しました

もちろん、うまくいくことばかりではないかもしれませんが、
“挑戦なくして成長なし”
失敗しても、試練によって鍛えられた経験がバネになります

挑戦者が増えれば、容易ではない課題・目標に挑み、
真剣に努力を重ねる人を讃える風土ができます
目には見えませんが、学校の貴重な財産になるでしょう

私はこの挑戦心こそ、学校を挙げて育みたい最も大切な
資質だと考えています

では、問いに戻りましょう。生徒の挑戦心の源は?

TVで見たオリンピック選手の姿も影響はあるでしょうが、
より身近な、輝く上級生や同級生の存在
そして、「挑戦する教師」の存在

挑戦心を感じない人から「挑戦しろ!」と言われて、
心が動くでしょうか
では、読者の皆様に、3つの質問です

・過去1年間、何に挑戦しましたか?
・過去1年間、自身のどこが成長したと思いますか?
・あなたは今、何に挑戦していますか?

生徒の皆さん、先生方のメッセージを聞きながら、
私も、自分自身にに3つの質問をしました
毎年、1歩ずつでも進んで行く。自分との約束です