教師の役割とワークスタイル革新

リオオリンピックが盛り上がる中、
日本選手の活躍を見るとやはり嬉しくなります

その活躍を思い出しつつ、お盆休みの時期でもあり、
今日はじっくり考える日にしました

世界レベルに挑む若い選手たちの集中力や
セルフマネジメント力には、目を見張るものがあります
20才そこそこの若者がこの力を身につけるために、
どれだけの努力、修練を積み上げたのでしょうか

未来を生きる子どもたち皆が、こういう力を獲得できれば、
多少の社会変化など、恐れるに足りないでしょう
我々が注目する、“社会をタフに生き抜く力”だと思います

ここまでのレベルに達するのは容易でないにしても、
自ら課題に挑み、解決する主体性、協働性、思考力、対話力や
行動力などの力の素地を獲得してほしい

今やどの学校も、そう考えて動き出しています
そのために、1番大切なものは何か
私はやはり、各校マネジメント力が鍵だと考えます

マネジメントの対象は、主に以下の3領域
・教学
・校務運営
・採用と人材育成
中核を担うのは当然、管理職とリーダー層です

そして、それらの取り組みはつまるところ、
教師の役割とワークスタイル革新に帰結すると思われます

社会の要請に応え、アクティブラーニングなどの新しい教育を
本格的に展開するには、教育の体制そのものを見直す必要がある

大学がまさにその局面ですが、答申や学習指導要領の方向性を読むと、
小中高も同様です
従来通りの教育活動の延長では、新しい教育成果は生まれません

「教師がいかに教えるか」から、「いかに生徒を自己成長に導くか」へ

教職員一人ひとりの目的意識はもちろん、教育活動全体の再設計と
組織体制、業務分担、学外を含む人材配置、採用と育成、更には、
教師個々の時間の使い方も一新する必要があるでしょう

学校のマネジメント支援を主なミッションとする私たち
コアネットにとっても、新たな挑戦がはじまります
私自身も初心にかえり、集中力を高めて準備を進めます