アクティブラーニングの新ステージ “導入”から“活用”へ

2月に入り、もう1週間が過ぎました
中学入試が終わり、関西では高校入試直前。
年度の総括、また新年度の活動準備が進み始める時期ですね

昨年の今頃、今年はアクティブラーニング導入の旗を振ろう、
と決めて、発信や提案の準備を始めたことを思い出しました

1年が過ぎ、各校の先生方とお話ししていると、次のステージ
に入ろうとしていると感じています
とにかくやってみよう(=導入期)から、いかに効果的に実践するか
(=本格活用期)へ
昨年想像していたより、はるかに早い、が正直な実感です

象徴的な現象として、様々な塾や予備校などが、いっせいに
アクティブラーニング講座の試行や導入をはじめています

この活用期には、「何のためのアクティブラーニングか?」を
再考することが大事になります
以下の3つの問いに向き合ってみてください

→我々が生徒につけたい力は?
→その力がついていることを、どう確認(検証)するか?
→効果検証をふまえた授業法の改良を、どう仕組み化するか?

知識定着率の向上もねらいの1つでいいと思いますが、
この手法の真価は、これまでの一歩通行型の授業ではつきにくかった
探究心、自学力、対話力、創造性などを高める効果です

いよいよ、私がこれまで全ての学校に本腰を入れていただきたいと
願ってきた、“教育成果の可視化”に挑むとき

現在、京大・山田先生にご協力いただき開発中のアクティブラーニング
実践講座の本丸も、ここにしようと考えています
まずは第一弾のベーシック講座、ご期待ください