“がんばりどころ”を変える

8月に入り、まさに真夏の暑さが続いています
でも各校に伺うとグラウンドでは生徒の皆さんが元気に活動中
少し元気を分けてもらい、その日の打ち合わせに…

さて今回は、ある兵庫の私立中高で先生方の勉強会に参加
させていただき、感じたことをお伝えします

急速に盛り上がりを見せるアクティブラーニングですが、
いつ、どの程度、どのように導入するか、
簡単ではありません

特に高校2・3年生を担当する先生方にとっては、直面する
大学入試での進学対策の方が最優先と思われるでしょう

一方で、社会の要請に基づく新しい教育ニーズに応えることも
後回しにはできません
21世紀型教育への挑戦する学校こそが、今後高い支持を
集める学校になることは間違いないと思います
では、どうする?

勉強会では、各教科の先生方から様々な意見が出ました。
私自身も自分の考えを整理する貴重な機会をいただき、
いくつか新しい観点に気づくことができました

1つお話しします。
アクティブラーニングの一連の取り組みが目指すことは、
結局何か。

最近、講演会や研修等の場では「教師の役割が変わった」
というお話をします
教師が教える教育から、生徒の学び場を創る教育へ
教師=デザイナー、プロデューサー
という主張です

それで結局、何を実現したいのか。そのヒントをいただきました
「先生が一人で懸命に40人の生徒を伸ばす」のではなく、
「生徒自身の伸びようとする力を活かし、全体を押し上げる」

ある先生の言葉です。「もっと生徒を信頼し、大人だと認める」

皆様はどのように思われますか。
進みたい方向が見えてきたと感じます
熱い夏が進行中です