可能性は無限大

4月を迎え、神戸研究室も2年目に入りました。
おかげさまで、コアネットが運営する私学マネジメント協会の
西日本の会員校数も、少しずつ増えて参りました。
今年度も担当一同、心を新たに私学各校の更なる発展のため、
全力投球いたします。

さて、辺りを見わたすと桜が満開。
それだけで心が晴れやかになります。

来週から新学期が始まり、初々しく、元気いっぱいの
中学一年生を迎えられることでしょう。
その新入生たちが最初に経験することは何でしょうか。

教育内容をより充実させよう、グローバル人材育成の期待に
応えるプログラムを加えたい、といった主旨の意見交換に
参加する機会があります。

多彩な国際教育メニュー、アウトプット型授業への移行、
関心事を掘り下げて研究・発表する探求活動、いずれも
充実させたいものです。

しかし、どんな魅力的なプログラムも、目を輝かせてのめり込む
好奇心や意欲、成長への渇望感がなければ
実りは乏しいと思います。

新入生たちをまず、オリエンテーション合宿などに連れ出し
非連続の環境で、外界を眺め、世界に思いをめぐらせ、
未知の経験の中で自身と向きあう機会を創る。

春休み期間中から上級生たちと島でキャンプさせる学校も。
頼もしく、躍動する上級生たちと生で触れ合い、新入生たちは
何を感じるのでしょうか。

いきなり、ノーベル賞を受賞した研究者やオリンピック選手、
国際的な活躍をする方々と接して受けるインパクトは
どれほど大きいでしょうか。

最初に目線を上げる。
わくわくする大きな夢を描く。

新入生を担任されるすべての先生方に、第一声で、
「君たちの可能性は無限大だ!」
そう伝えていただきたいと思います。