プログラミング教育の可能性

8月半ば、暑い日が続きますね
日ごろご多用な先生方も、お盆休みぐらいは
ゆっくり過ごされていればと思います

本日は、先日、ある学校で見学させていただいた
プログラミング教室(小学生向け)で感じたことです
✴︎全員初心者の子供たちがマイコンカーをプログラミング
し、コースをはしらせ、タイムを競うもの

皆さんはプログラミングと聞いて、どんなイメージを
もたれるでしょうか?

私自身は、これまでなんの関心もなく、無縁の日々でした
ただテレビで見る、ロボコンに出場し、寝食を忘れて開発に
取り組む大学生、専門学校生の情熱、エネルギーには
心動かされるものを感じていました

小学校への導入が決まり、急速に注目が高まっている
のは承知していましたが、目の前の小学生たちが
取り組む様子を見て実感したことがあります

・どういう要素を、どう組み合わせるか考えないと
はじまらない(論理的思考がベース)
・集中力と忍耐力をもって取り組み続ける必要がある
・失敗から学び、どうすればいいか考え続ける

簡単ではないからこそ、動けば “嬉しい”、“楽しい”
誰かと対話し、切磋琢磨すれば、喜びも倍になる
(対話力、協働力、貢献力…)

そしてロボコンの域に近づけば、挑戦心や創造性も、
達成感や自信もつく。誰かに語る自分の言葉ができる

体験し、いつのまにか夢中になり、次の扉を自分で
開け、前に進んでいく人へ
そんな成長に導く可能性を感じました

一方で、活用には課題もあると思います
プログラミングは魔法の杖ではありません
教材さえ買ってくれば、可能性が拓くわけではない

この素材を料理、提供する教師の側にも、次の扉を開け、
前に進んでいく力が求められる
生徒と教師の“共育”が鍵ではないでしょうか

前に進んでいく力があるか、自身に問いかけながら、
新領域にも挑もうと思います