ピンチをチャンスに

2月に入り、まだ寒風の日もありますが、
少しずつ季節が進みつつあるようです

先日立ち寄ったスーパーで、「春の....」という
文言に惹かれ、筍ごはんを買いました
筍は甘みがあり、何か春らしい味しました

さて本日は、ある学校の先生とお話しながら
感じたことをお伝えします

話題は子供同士で起こった問題への対応

授業へのタブレット活用を進める準備として、
その先生とあるクラスの子供たちで試行錯誤を
していたそうです

クラス全員が共有するスペースに、ある子供(Aさん)が、
級友(Bさん)の悪口を書いてしまい、
その内容はクラス全員の知るところとなりました

傷ついたBさんは、翌日学校を休み、先生はその対応に追われ、
思わず、「多くの先生方に奨めようとした矢先に…」の嘆き

このような人間関係の問題は、成長過程である以上、
どんな学校にでもあると思います

だから構わない、ということではありません
反省し、対話し、最善の対処に努めるのは当然です
大事なのはその後

その先生を力づけたい、という思いもあり、
「そのピンチを、チャンスにしましょう」と
お話ししました

チャンスとは?
一言で言えば、成長機会にする、ということ

新しいことに挑戦すれば、往々にして問題が起こります
未知の領域に踏むこむのですから、当然です

やめておけばよかった、という思いが心によぎる
こともあるかもしれません
そこを、ぐっと飲み込み、必死に対峙し、克服する

必死に取り組んでも、失敗してしまうかもしれません
でもそこには、失敗を恐れて挑戦しなかった者には
得られない、何かが残ります

今回のことでいえば、当事者である子供たちと、
苦慮し、それでも前に進もうとする先生の両者に

そういう経験を積み重ね、ピンチをチャンスに
変え続けた挑戦心ある学校にこそ、
試練を自力で乗り越える逞しい子供たちが育つ

そして、常に前を向き、在校生やその保護者の
熱い支持、厚い信頼を集める教師陣が形成される

そんなことを考えました
ピンチをチャンスに変えているか、
自分にも問い続けていかねばと思います