ラグビーチームのような学校を創ろう❗️

10月に入りました。爽やかな、活動の季節です
各校に伺うと、生徒の皆さんが文化祭や体育祭の準備、
またクラブ活動に取り組む活発な姿が目につきます

さて読者の皆様、10月に入ってからの世の中の出来事で、
最も心が動いたことは何ですか?
私はラグビー日本代表チームのサモア戦です

One for all , All for one

聞くたびに、心に響くものがありました
試合を見ていて、それがどういうことなのか、よく理解できました

体でボールを前に運ぶラグビーでは、常に仲間の誰かが
先頭に立って相手チームに向かって突っ込みます。
日本人の場合、相手は身長も体重も大きな巨漢

日本はこのアタッカーを決して孤立させません。
同じく遥かに体格の良い相手に向かって、何人もの選手が
突っ込み、自分の体を張ってアタッカーへの衝撃を抑え、支えます

先頭に立って突っ込んでいく勇気の源は、この仲間のへの信頼
開始前に、「仲間を信頼しよう」の声がかかっていた理由がわかりました

日本代表の躍進を支えた原動力
もちろん優れたコーチの手腕や外国人選手の活躍もあると思いますが、
1番は世界一の練習量と聞きます

ある番組で、エディーコーチは日本人の強みを、
「まじめさ、忍耐力、勤勉さ」と話していました

日本ではトップのスター選手たちが、外国人なら逃げ出すような
厳しい練習に耐え続けるのはなぜか

仲間のため、チームのため、そして日本のため
そういう選手でなければチームの一員にはなれない。
それがラグビーであり、見る者の心を動かす魅力なのでしょう

学校に置き換えて、思ったことです

改めて注目される思考力、判断力、行動力。
主体性、協働性、多様性、そして一番大切な人間性
すべてこの中にあるのではないか

「私は社会科の教師なので、とにかく社会の授業を…」
こういう教師はいらない
授業も、行事も、クラブ指導も、すべては信頼される
人づくりのためにある

全教員で、できれば全教職員で力を合わせ、
なりふり構わず生徒を磨くラグビーチームのような学校へ

1つ提案です
実業団や代表として活躍し、惜しまれつつ引退したラガーマン
コーチとして学校に迎えられてはいかがでしょうか

体育やクラブ活動全体の活性化はもちろん、
教職員のチームスピリット醸成にも多大の貢献があるのでは…