学んで“立派な人”になる

6月に入りました。
関西は明日から雨に向かう予報。
いよいよ梅雨が近づいてきたのでしょうか

今回は、先週、Life is Tech!という会社の方と
お話しながら考えたことをお伝えします。

この会社は中学生、高校生のためのプログラミング・
ITキャンプやスクール事業を展開しています。
前職の時の同僚が勤務しており、縁がありました。

関東では広尾学園品川女子学院など人気校の生徒が参加し、
GoogleMicrosoft、Yahooなど有力企業の支援も得て、
注目度が上がっているようです

私自身は、“ゲーム不要論者”でもあり、静観していました。

先方は最近関西に進出。私も約2年前から関西に赴任中で、
似たような境遇でもあり、情報交換のつもりで会い、
2つ、質問しました。

・結局、IT技術者の養成が主目的なのか?
・いわゆるITおたくの子供になるのを助長しないか?

回答は、ITを通じて子供たちの可能性を広げることに
貢献したい、という趣旨。
人とのつながり、アイディアの表現、協働などを重視し、
様々なアクティビティーも組み込まれているそうです。
ステップアップや挑戦機会が多数ある点には共感しました

先方いわく、こういう話を企業の方としていると、
大人向けのキャンプはないの?
の要望を多数受ける、とのこと。

社会人になってはじめて、もっと学んでおけばよかった、
と思う人は多いと思います。私もそのひとり。
大学時代にハンドボールや居酒屋のバイトばかりだった
ことは何の後悔もしていません。
一方で、学びの機会を逸したことも間違いない。

何かを選ぶことは、同時に何かを捨てること。
後でそれに気づいて、今から学ぼうと思いますが、
多額の費用や時間の確保は容易ではない

数日、数万円ぐらいで集中した学び、経験ができるのなら…
そう思う人は少なくないのではないでしょうか

子供の頃、「ちゃんと勉強しないと、立派な大人になれないぞ」
と言われていた記憶があります
この“立派な大人”とは、どういう人なのでしょうか

不本意ながら私自身は上記の通り、周囲の期待に
応えきれないまま普通の大人になってしまったようですが、
おそらく「学び続ける人」ではないか。

子供は、学び続ける大人を見てはじめて、「自分も学ぼう」と思う。
子供に学んでほしいと思ったら、まず親が学ぶ。
そういう社会を創っていきたいと思います。私もまず一歩を…