アクティブラーニング元年 理想から実践へ

2月に入りました。
TVで節分にまつわる番組があり、なぜ福は内、
鬼は外、というのかなど、語られていました。

これ程有名で、日常化した行事でありながら、何も知らない、
知ろうとも思わなかった自分。こうやって、
日本の文化、伝統を知らない日本人が生まれるのかと反省しました。

さて、関西では中学入試が終わり、安堵される学校、厳しい結果に
直面する学校があるのは例年通りです。
一方、昨年と今年では明らかに温度が違うと感じることがあります。

ご承知のように昨年12月に中教審の答申が出され、新しい大学入試、
高校教育へのシナリオが示されました。
その中で特に何度も繰り返された言葉、アクティブラーニング。

先進的な教育の導入に積極的な学校はもちろん、「まだどうなるか
わからないから…」とお話しされていた保守的な学校でさえ、
センター廃止後の入試を想定した教育に転換しなければと、
覚悟を決めた学校が増えたと感じます。

先日、ある先進的な教育に挑戦する学校で、マインドマップという
思考法を用いた授業を見学させていただきました。

私自身は以前、
これについての研修を受けたことがあり、
現職でも先生方対象の研修で使ったことがあります。
しかし、中高生への授業での実践を見たのははじめて。
外部のインストラクターと担当の先生が共同でリードされ、
まさに外部コラボレーション授業の先進事例です。

これまでは、「そういう考えさせる授業をやりたいけど、
大学入試が変わらないと…」という言い訳が通用しました。
しかし、時代、教育ニーズは変わり、大学入試も変わります。

もう言い訳はききません。
今年はアクティブラーニング元年、すっぱりと切り換えて、
新教育の創造に挑戦して参りましょう❗️